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個別記事の管理2011-09-24 (Sat)
暖かい拍手をありがとうございました。

今日は紫帆(TF May)です。
夏になったら着せよう、撮ろうと寝かせきりだった白いレースのワンピース。撮ってからまた1ヶ月近く過ぎ…。
気に入りほど奥にしまってしまうスパイラルも脱却せねばです。

アイはHGのブルー、ウィッグを栗毛のロング。スカートを膨らませて風を含んだ表情に。
(こういうポージングで止まると妙にうれしい)
sh-60.jpg
過ぎ行くものたちを遠くに眺めていたら、ふと忘れていた何かがよぎった。

sh-61.jpg
あ、と小さく叫び、

sh-62.jpg
思わず手を伸ばした。届くはずもないのに。

sh-63.jpg
あれは?
わたしが得るはずだったもの?
わたしが手放してしまったもの?

sh-64.jpg
いいえ。
もう二度と手にすることはないもの。

sh-59.jpg
またすぐに夏は来るじゃないの。
だれかが言った。
そうね。
でも、それは同じ夏ではないの。

節電と熱波の板ばさみに苦しめられた夏も、過ぎたと感じると名残り惜しさを催すから不思議です。


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* Category : 04 TF May(紫帆)
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個別記事の管理2011-09-20 (Tue)
lastsummer-1.jpg
画像は、研吾(TF Louis V Something)にまたぞろ「電脳コイル」のハラケンの姿をさせたもの。

マニアックなのでたたみます。


lastsummer-4.jpg
一番好きな場面である「最後の夏休み」の図書館の外壁に寄りかかって語り合う切ない場面を、シーズンを合わせ、8月末のリアルな夕陽で撮影したものです。
いっしょにいる子はオフィーリア(TF Sarang白眠目)。

lastsummer-2.jpg
この愁う表情が撮りたくて、ルイの半眼普通肌が出るのを待っていたようなものでした。

lastsummer-3.jpg
夕陽がピンスポットのように照らした瞬間。
刻一刻と光の色が変化していく中での限られたシャッターチャンスでした。

別サイトにこの場面の台詞を引用したページも作ったのですが、長いし、ここだけ切り取ったところでわかりにくいので割愛しました。
改めて載せなくてもなんですが、3枚目のカットが気に入っていて。

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* Category : TFGirls & Boys
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個別記事の管理2011-09-18 (Sun)
長々放置すみませんでした。

更新が遅れがちになると、なぜか編集済みのデータも溜まっているのに管理画面に入りにくくなる疎遠心理スパイラルに陥ってました。その間に増えたりもしています。ぼちぼち戻りたいです。

さて、つづきです。

ch-20.jpg
世界でたった一羽しかいない珍しい蝶が保管されているはずの箱から出てきた時代遅れのドレスをまとった少女は、オレをサリエールと呼んだ。それは、ひいじいさんの名だった。

ch-21.jpg
「ああこうも硬いものの上に寝ているとさすがに首が痛い。もっとマシな器を用意してくれ、サリエール」

ch-23.jpg
「なんだ?サリエール。初めて出会った時のような間の抜けた顔をして。ちんちくりんになったついでに私の顔まで忘れたわけではあるまいな?」
少女はオレのことを完全にひいじいさんだと思いこんで語りかけてくる。
口下手なオレは、つっかえつっかえ、自分がサリエールではなくて、その子孫だということを少女に説明した。

ch-22.jpg
「そうか、サリエールはもういないのか。人間の命は一睡の間に消えるのだな。胡蝶の夢のごとく」
そして少女はひいじいさんの最期を知りたがった。
オレは、じいさんから聞いた話を、つっかえつっかえしながら聞かせた。

ひいじいさんのサリエールは冒険家だった。サリエールは、世界に一羽しかない蝶に出会い、その蝶を持ち帰って二代前の王様からたくさんのごほうびをもらった。だが、冒険家の血を捨て切れなかったサリエールはまた冒険に赴き、二度と帰ってくることはなかったのだ。
それからオレたちの家族は、代々蝶の箱の守番になった。まるでサリエールの墓を守るように…。

ch-24.jpg
「サリエール。ばかなヤツだ。私を連れ帰ったほうびで一生楽に暮らせただろうに」
少女の横顔は寂しそうだった。
オレはおそるおそる聞いてみた。世界で一羽しかいない蝶とは、キミのことなのかと。
「いまは人間の姿に見えているだろうが、私は天界に住む蝶の化身だ。たまたま境界で遊んでいて、つい地上に出てしまったところでサリエールに出会ったのだ。帰り道を見失い、知らぬ地でさ迷ったわたしはひどく疲れていて、休むための器が必要だったのだ」

ch-25.jpg
「さて、ぐずぐずしてはおられぬ。行かなくては」
少女は箱から身を乗り出した。
ど、どこに行くって?
守番であるオレは慌てた。

ch-26.jpg
「決まっている。サリエールが目指した最後の地だ」
待ってくれ。あんたに逃げられたらどんなお仕置きが…
「意気地のない男だな。サリエールの血を引いているとも思えぬ。仕置きが怖いのなら、この空っぽの箱を一生見守っているがいい」
サリエールの血。
オレの中で、熱いものが沸きあがった。

ch-27.jpg
少女はふわりと飛び立った。
待ってくれ!
オレも。
オレもいっしょに…!

ch-28.jpg
その日、王立博物館から守番の男が一人姿を消した。
国境で伝説の冒険家サリエールによく似た男を見かけた村人がいたというが、定かではない。

残されたのは美しい蝶の描かれたがらんどうの箱ばかり。

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* Category : 15 TF Patricia Who(クリスティーナ)
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個別記事の管理2011-09-01 (Thu)
前にも使ったアイテムで、似たような話ですが。

ch-14.jpg
王立博物館には、限られた人間しか入れない秘密の展示室があった。
展示室と言っても、そこには、百科事典の形をした大きな箱がぽつんとあるだけ。美しい蝶の絵が施された蓋の下に眠るのは、この世でたった一羽しかいない珍しい蝶だという話だ。
俺の家は、ひいじいさんの代から、この部屋の番人を務めている。しかし、父も祖父も、この箱の中に、どんな素晴らしい色彩と模様を持つ羽がピンで止められ、永遠の時間をとどめているのか、見たことがなかった。
見ようにも、箱の蓋は石のように硬くて重くてびくともしなかったのだ。
だからオレも、ずっとこの箱を眺めて歳をとっていくのだろうと思っていた。

ch-15.jpg
いまが今日か昨日か明日かわからならい毎日の繰り返しは突然に断ち切られた。
あの蝶の箱から、がたんと音がした。何かが外からぶつかった音ではない。音は、中から響いてきた。
箱に駆け寄ってみると、ドレスのすそと、女の靴が箱からはみ出している。

ch-16.jpg
白昼夢でも見ているのだろうか。オレは自分の目と耳を疑った。
しかし、オレが眺めている間に、足は二本に増えた。
二本の足は、蓋と箱の間でもがき、外に出ようとしているようだった。中からは、ごそごそと、何かがうごめく音がする。
変事があったらすぐにも知らせなければならない決まりなのだが、オレはただぼんやりと立ち尽くしていた。

ch-17.jpg
「それっ」
やがて掛け声とともに蓋が開いた。
だれも見たことのない箱の中から現れたのは――。



ch-18.jpg
箱の中にいたのは蝶などではなく――。いまでは肖像画の中でしか知らない、昔の髪型に昔のドレスをまとった少女だった。
少女はオレと眠そうな目が合うなり、こう言った。

ch-19.jpg
「しばらく見ない間にちんちくりんになったな、サリエール」
サリエールとは、オレのひいじいさんの名前だった。

(つづく)

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Theme : ドール * Genre : 趣味・実用 * Category : 15 TF Patricia Who(クリスティーナ)
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物語の材料 * by ラン子
komoさまがブロクで作っておられる物語、とっても素敵でわたしは大好きですよ。

物語は、小道具にあれとこれとそれがあるからこんなお話を、という時もあり、あんなお話を作りたいから、あれとかそれとかを集めてくる時もありで、製作過程はかなりいい加減です。
いい加減に考えているぐらいがちょうどいいのかも。

今回は、せっかく背景布を買ったのだから、なにか有効活用をと頭をひねった結果でした。

No title * by komo
お姫様のようなクリスティーナさんの姿にドキドキしました。
この間Olveのビアンカさんが着てたのとはまったく違う雰囲気です。
本から出てきた彼女とその場面に立ち会ってしまった彼のこの後が気になる展開です。
やはり背景布があるとこういうお話を作る材料ができるのでいいですね。
こういうお話やってみたいんですよねー
材料そろえてもストーリーを考えないといけないのが一番の問題な気もします・・

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